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ブランディングはなぜ必要か

WHY IS IT NECESSARY

ブランディングはなぜ必要なのか?
市場や消費者心理との関係を解説

ブランディングはなぜ必要か

近年、自社との差別化を図り顧客ロイヤリティを醸成する手段として、多くの企業がブランディングに取り組んでいます。一方で、ブランディングの目的を正しく認識しておらず、取り組み方を間違えたり、効果が半減してしまったりするケースも存在します。

本記事では、なぜ今、「ブランディングの時代」と言われているのか、ブランディングが求められる理由について、市場の背景や消費者心理の変化などをひもときながら解説します。ブランディングが広まった背景を正しく知ることで、ブランディングの目的を理解しながら取り組み、その効果を最大化しましょう。

ブランディングブームの背景

近年、商品だけでなく、企業ブランディング、個人ブランディングと「ブランディング」という単語を聞く機会が増えています。これは、世の中が差別化を求め、ブランディングによるビジネスの成長を期待していることの表れとも言えるでしょう。

ではなぜ今、ブランディングが重視されているのか。本章では、昨今のブランディングブームを生み出した市場の背景と現代の消費者心理について解説します。

1情報の飽和

インターネットの普及により、消費者の情報源は大きく広がりました。アプリやサイト、SNSなどの多様な情報源からユーザーが受け取る膨大な量の情報から、自社の商品・サービスを認知してもらい、さらに競合商品と比較検討して購入してもらうのは、簡単なことではありません。広告を発信したところで、次々と流れてくる他社の広告によって印象が薄れてしまうでしょう。

そんな中、自社の商品・サービスの際立った価値が消費者に浸透しているブランドは、膨大な情報量の中でも消費者の興味をひき、記憶に残り続けると言えます。

2商品・サービスのコモディティ化

生産技術や商品管理技術の向上により、良い商品や安全な商品を生産・提供することはいまや「当たり前」となりつつあります。私たち消費者がいつ、どんな場所でも、一定のクオリティを担保した商品を気軽に手に入れることができるのは、企業努力の賜物と言えるでしょう。一方で、各社が同様の技術力を持ち、同レベルの品質管理を行うことで、商品の仕様や機能の差別化が難しくなっているという課題もあります。

そこで、商品独自の価値を明らかにし、一貫したメッセージをもって消費者とのコミュニケーションに取り組む「ブランディング」の必要性が高まります。商品・サービス独自の価値を通して消費者との信頼関係を築くことで、たとえ類似品が現れたとしても、価格競争に左右されず、消費者に選ばれ続けることができるでしょう。

3購買行動の変化

情報に触れる機会も、商品の選択肢も増える中、これまでとは異なる価値観でものを選ぶ消費者が増えました。これまでの買い物が機能や表面的なデザインに対価を払う行動であったのに対し、近年の消費者は、「商品の背景に感情輸入できるか」「生産者の思いに共感できるか」といった心理的欲求が購買行動に影響する傾向にあります。このような傾向は、SNSを通して自身の思いや暮らし方を発信し、他者とつながりたいという承認欲求も深く関係しているでしょう。

商品・サービスを提供する側にとって、ブランドのストーリーや、商品が与える価値を浸透させるブランディングへの取り組みは、これまで以上に重要になるはずです。

4小規模ビジネスの増加

YouTubeやSNS、ブログ、オンラインサロンなど、メディアの多角化により広告に大きなコストを割けない中小企業や個人が発信できる場が広がりました。小規模なビジネスが飽和することで、他社との差別化はより重要になっています。

また、ユーザーのニーズが細分化されると、それに応えようとする売り手が現れ、商品・サービスも細分化されます。ニッチなターゲットに向けたビジネスを行う個人や小さな企業が生き残るには、“自社の商品・サービスを求めている人”にターゲットを絞って発信し、ブランドとの関係性を築いていくブランディングが有効と言えます。

ブランディングの分類方法と種類

「ブランディング」は、自社独自の価値をステークホルダーに発信することで選ばれるための取り組み全般を指す言葉であり、そのターゲットによって目的や手法が異なります。

本章では、ブランディングの分類方法と種類、その特徴について解説します。

「製品ブランディング」と「企業ブランディング」

ブランディングを“何を発信するのか”という視点で考えた場合、「製品ブランディング」と「企業ブランディング」のふたつに分けることができます。

1製品ブランディング

製品ブランディングとはその言葉通り、商品・サービスの価値を視覚化し、特定のイメージを消費者に浸透させるブランディングを指し、プロダクトブランディングとも呼ばれています。製品ブランディングのターゲットとは、消費者やクライアント企業など、モノやサービスの買い手を指します。具体的な取り組みには、商品開発やパッケージデザイン、ロゴ、広告、店頭、パンフレットやリーフレットなどの各種営業ツールやキャッチコピーなどでのメッセージ発信のほか、購買プロセス上でのユーザー体験の設計なども挙げられます。

2企業ブランディング

企業ブランディングとは、「Mission(ミッション)」「Vision(ビジョン)」「Value(バリュー)」をさす「MVV」や 「Purpose(パーパス)」などの社会との約束を通して企業そのものが提供できる価値や存在意義を可視化し、企業価値を引き上げるための取り組みを指します。企業ブランディングにおいて、そのターゲットとなるのは消費者やクライアントなどの買い手にとどまらず、株主や投資家、採用希望者、パートナー企業など、ステークホルダー全体です。具体的な取り組みとしては、理念やパーパスの浸透、商品、広告、接客や店舗、オフィスや採用活動、SDGsへの取り組みなどがあり、あらゆる企業活動がブランディングにつながると言えます。

「アウターブランディング」と「インナーブランディング」

ブランディングの分類のもうひとつの考え方として挙げられるのが、“誰に向けて発信するのか”という視点です。企業がブランディングを発信する相手を考えた時、自社のステークホルダーに向けた「アウターブランディング」と、自社の内部に向けた「インナーブランディング」に分けられます。

1アウターブランディング

アウターブランディングとは、企業が商品・サービスを提供する消費者やクライアント、株主や投資家、採用希望者、パートナー企業などのステークホルダーに対して、自社の商品・サービス、あるいは企業そのものの価値を発信し、差別化を図る取り組みを指します。

2インナーブランディング

インナーブランディングとは、自社の理念や存在意義を従業員に向けて発信し、社内に浸透させていく取り組みです。自社のブランド価値を内部で共有することにより、社員のモチベーションや会社への忠誠心の向上、コミュニケーションの円滑化やそれによる生産性の向上などが期待できます。

また、インナーブランディングによって自社のブランドを理解した社員一人ひとりが企業の理念に沿った思考や行動を取ることで、ブランドに一貫性が生まれ、アウターブランディングの強化にもつながるでしょう。

【まとめ】「ブランディングの時代」だからこそ、正しくブランディングに取り組むことが重要

市場競争が激化し、機能面での差別化が難しくなった現在、消費者に見つけてもらい、商品・サービスや企業のファンになってもらうのは簡単なことではありません。だからこそ、スペックや表面的なデザイン以外の価値を高め、競合他社と差別化できるブランディングは、現代のビジネス環境に欠かせない手法と言えるでしょう。

ブランディングを成功させるには、ブランディングの目的を正しく理解し、自社独自のブランドアイデンティティをターゲットに向けて正しく発信することが不可欠です。ブランドアイデンティティの策定や、消費者への発信方法(広告やロゴマーク、キャッチコピーなど)に悩む企業のブランディング・マーケティング担当者の方は、ぜひ一度ブランディングパートナーにご相談ください。ブランディングの土台作りから、アウトプットまで、ワンストップでサポートすることで、一貫性のあるブランディングを実現いたします。

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